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Fedoraの初回起動設定と追加作業

  

Fedoraの初回起動設定

Fedoraの初回起動設定を行います。 開発機にインストールしたFedoraを起動してください

1. Fedoraの起動

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1. Fedoraの起動

何もせずに5秒待つか、キーボードのEnterキーを押します。

  
5秒経過すると自動的にFedoraが起動します。

2. 進捗

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2. 進捗

Fedoraの起動が開始されます。 中央に表示されているFedoraのロゴが進捗を表しています。

  
起動が完了するのを待ちます。

3. ログイン画面

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3. ログイン画面

インストール時に作成した一般ユーザのユーザアカウントを選択します。

4. パスワードの入力

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4. パスワードの入力

インストール時に設定したパスワードを入力し、[サインイン]ボタンを押します。

  
ログインしてから初回起動設定の画面(言語の選択画面)が表示されるまで少し時間がかかります。 言語の選択画面が表示されるまで何もせずに待ちます。

5. 言語の選択

5. 言語の選択画像を拡大する
5. 言語の選択

日本語が選択されていなければ選択し、[次へ(N)]ボタンを押します。

6. 入力言語の選択

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6. 入力言語の選択

日本語が選択されていなければ選択し、[次へ(N)]ボタンを押します。

7. プライバシーの設定

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7. プライバシーの設定

必要ならプライバシーの設定を行い、[次へ(N)]ボタンを押します。

8. オンラインアカウントへの接続

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8. オンラインアカウントへの接続

[スキップ(S)]ボタンを押します。

9. 準備完了

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9. 準備完了

[Fedoraを使い始める(S)]ボタンを押します。

10. GNOMEヘルプ

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10. GNOMEヘルプ

GNOMEヘルプを閉じます。

11. ディスプレイ設定を開く

11. ディスプレイ設定を開く画像を拡大する
11. ディスプレイ設定を開く

デスクトップの何もない場所を(1)のようにマウスの右ボタン(マウスの右ボタン)でクリックし、表示されたメニューから(2)の"ディスプレイ設定"を実行します。

12. ディスプレイの選択

12. ディスプレイの選択画像を拡大する
12. ディスプレイの選択

ディスプレイの一覧が表示されますので、対象のディスプレイを選択します。

12. 解像度の設定画面

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13. 解像度の設定画面

解像度の設定画面が表示されます。

14. 解像度の変更

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14. 解像度の変更

解像度を "1024 x 768 (4:3)" に変更し、[適用(A)]ボタンを押します。

  
現状で1024 x 768以上の解像度であれば何もすることはありませんので、[Cancel]ボタンを押して画面を閉じてください。

15. 変更を保存するかどうかの確認

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15. 変更を保存するかどうかの確認

変更を保存するかどうかの確認が表示されます。 画面が乱れたりしていなければ[変更を保存]ボタンを押して確定します

16. ディスプレイの選択画面を閉じる

16. ディスプレイの選択画面を閉じる画像を拡大する
16. ディスプレイの選択画面を閉じる

ディスプレイの選択画面を閉じます。

  

開発ツールの追加

続いて、ソフトウェアの追加インストールを行います。 1CD Linuxを構築するのに必要な開発ツールをインストールします。

作業は仮想端末で行います。 ダッシュボードを開き、続けて、"term"と入力し、さらにEnterキーを押すことで仮想端末を開くことができます。

  
画面の左上にある アクティビティ をクリックするか、マウスカーソルを画面左上の隅に押し込むことでダッシュボードを開くことができます。
  
キーボードのWindowsキー(Windowsキー)を押すことでもダッシュボードを開くことができます。
  
仮想マシンの場合はマウスカーソルを押し込むのは難しいでしょう。

仮想端末が起動したら、続けて以下を実行します。

まず、rootにスイッチします。


su -

 
  
パスワードの入力を求められますので、インストール時に指定したrootのパスワードを入力します。

では、ソフトウェアの追加インストールを行います。 まず、C言語の開発ツールとライブラリ群を追加インストールします。


yum groupinstall 'C Development Tools and Libraries'

 
  
"これでいいですか? [y/N]"と訊かれるので、y を入力して続行してください。
  
"C Development Tools and Libraries"グループに属するソフトウェアをまとめてインストールしています。
  
インストールには時間がかかります。 インストールが正常終了すると、"完了しました!" と表示されます。

次に、Patchをインストールします。


yum install patch

 
  
"これでいいですか? [y/N]"と訊かれるので、y を入力して続行してください。

さらに、Texinfoをインストールします。


yum install texinfo

 
  
"これでいいですか? [y/N]"と訊かれるので、y を入力して続行してください。

最後に、SquashFS toolsをインストールします。


yum install squashfs-tools

 
  
"これでいいですか? [y/N]"と訊かれるので、y を入力して続行してください。

これで、ソフトウェアの追加インストールの作業は完了です。 一般ユーザに戻ります。


exit

 
  

OpenSSH Serverの設定の変更

最後に、OpenSSH Serverの設定を変更します。 パスワード無しでもSSHログインできるようにするための変更です

  
この作業は、他のマシンから開発機にSSH接続して1CD Linuxの構築を行う場合にのみ必要となります。 開発機で直接作業を行う場合は、この作業は必要ありません。

引き続き、仮想端末での作業です。 まずは、rootにスイッチします。


su -

 
  
パスワードの入力を求められますので、インストール時に指定したrootのパスワードを入力します。

まず、OpenSSH Serverの設定ファイルである/etc/ssh/sshd_configファイルを修正します。


sed -i -e 's/#PermitEmptyPasswords no/PermitEmptyPasswords yes/' /etc/ssh/sshd_config

 

上記コマンドにより、/etc/ssh/sshd_configファイルは以下のように変更されます。

変更内容 補足
#PermitEmptyPasswords no
  ↓(修正)
PermitEmptyPasswords yes

空のパスワードでのログインを許可します。

次に、設定ファイルの変更を反映させるため、OpenSSH Serverの再起動を行います。


systemctl restart sshd.service

 

続けて、システム起動時にOpenSSH Serverが自動起動するよう設定を変更します。


systemctl enable sshd.service

 

さらに、rootのパスワードを削除します。


passwd -d root

 

これで、OpenSSH Serverの設定の変更の作業は完了です。 一般ユーザに戻ります。


exit

 

最後に、リモートからのSSH接続をテストします。 リモートからIPアドレスでSSH接続してください。

  
開発機のIPアドレスはifconfigコマンドを実行して調べてください。
  
ログインユーザIDはrootです。 パスワードを無しでログインできます。
 
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