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仮想マシンの作成

  

開発機となる仮想マシンを用意する

インストールしたVMware Workstation Playerを使って、開発機となる仮想マシンを作成します

  
この作業は、開発機を仮想マシンで用意する場合に必要となる作業です。 開発機を実機で用意する場合は、ここは飛ばして、開発機の準備 > Fedoraのインストールへ進んでください。

新しい仮想マシンの作成

VMware Workstation Playerを使用して仮想マシンを作成します。

  
以下の手順は、ホストOSがWindowsの場合を例に解説しています。 Linux系OSの場合は読み替えてください。

スタートメニューやデスクトップアイコンからVMware Workstation Playerを起動します。

1. VMware Workstation Playerの起動画像を拡大する
1. VMware Workstation Playerの起動

上図のようにVMware Workstation Playerが起動します。

では、仮想マシンを作成します。

2. 新規仮想マシンの作成(N)画像を拡大する
2. 新規仮想マシンの作成(N)

上図のように"新規仮想マシンの作成(N)"を押します。

3. インストール元の指定
3. インストール元の指定

上図のように新しい仮想マシン ウィザード画面が開きますので、"インストーラ ディスク イメージ ファイル(M)(iso)"を選択し、[参照(R)...]ボタンを押します。

4. ISOイメージの参照画像を拡大する
4. ISOイメージの参照

上図のようにISOイメージの参照画面が開きますので、ダウンロードした Fedora-Live-Workstation-i686-23-10.iso を選択し、[開く(O)]ボタンを押します。

5. インストール元の指定
5. インストール元の指定

上図のようにインストール元の指定画面に戻りますので、[次へ(N) > ]ボタンを押します。

6. 仮想マシン名を入力
6. 仮想マシン名を入力

上図のように仮想マシン名(V)に"Fedora 23 Workstation"と入力し、[次へ(N) > ]ボタンを押します。

7. ディスクサイズの入力
7. ディスクサイズの入力

上図のようにディスクサイズを指定する画面が表示されますが、ここでは何も変更せず[次へ(N) > ]ボタンを押します。

8. 最終確認
8. 最終確認

上図のように最終確認画面が表示されます。 "この仮想マシンを作成後にパワーオンする(P)"をオフにし、[完了]ボタンを押します。

9. 仮想マシンの一覧画像を拡大する
9. 仮想マシンの一覧

上図のように仮想マシンの一覧に、作成した "Fedora 23 Workstation" が追加されます。

続いて、仮想マシンの設定を変更します。

10. 仮想マシン設定の編集(D)画像を拡大する
10. 仮想マシン設定の編集(D)

上図のように"仮想マシン設定の編集(D)"を押します。

11. 仮想マシン設定画像を拡大する
11. 仮想マシン設定

上図のように仮想マシン設定画面が開きます。

まずは、ハードディスクを削除します。

  
初期状態で作成されているハードディスクはSCSI形式であるため削除します。
12. ハードディスクの削除画像を拡大する
12. ハードディスクの削除

上図のようにハードウェアの一覧からハードディスクの行を選択し、[削除(R)]ボタンを押します。

13. 削除されたハードディスク画像を拡大する
13. 削除されたハードディスク

上図のようにハードディスクが削除されます。

次に、ハードディスクの追加を行います。

  
新たにSATA形式のハードディスクを追加します。
14. 追加(A)...画像を拡大する
14. 追加(A)...

上図のように[追加(A)...]ボタンを押します。

15. ハードウェアの種類
15. ハードウェアの種類

上図のようにハードウェアの追加ウィザード画面が表示されますので、ハードウェアの種類に "ハードディスク" を選択し、[次へ(N) >]ボタンを押します。

16. ディスクタイプの選択
16. ディスクタイプの選択

上図のようにディスクタイプの選択画面が表示されますので、"SATA(A)"を選択し、[次へ(N) >]ボタンを押します。

17. ディスクの選択
17. ディスクの選択

上図のようにディスクの選択画面が表示されますので、"仮想ディスクの新規作成(V)"を選択し、[次へ(N) >]ボタンを押します。

18. ディスク容量の指定
18. ディスク容量の指定

上図のようにディスク容量の指定画面が表示されますので、ディスク最大サイズ(GB)(S)に割り当てるディスク容量を入力します。 さらに、"仮想ディスクを単一ファイルとして格納(O)"を選択し、[次へ(N) >]ボタンを押します。

  
最低でも 32GByte のディスク容量を割り当ててください。 上図では 64GByte を割り当てています。
19. ディスクファイルの指定
19. ディスクファイルの指定

ディスクファイルの指定画面が表示されますが、ここでは何も変更せず[完了]ボタンを押します。

20. 仮想マシン設定画像を拡大する
20. 仮想マシン設定

上図のように仮想マシン設定画面に戻ります。

続いて、プリンタを削除します。

21. プリンタの削除画像を拡大する
21. プリンタの削除

上図のようにハードウェアの一覧からプリンタの行を選択し、[削除(R)]ボタンを押します。

22. 削除されたプリンタ画像を拡大する
22. 削除されたプリンタ

上図のようにプリンタが削除されます。

続けて、ネットワークアダプタの設定を変更します。

23. ネットワーク接続のブリッジ化画像を拡大する
23. ネットワーク接続のブリッジ化

上図のようにハードウェアの一覧からネットワークアダプタを選択し、ネットワーク接続に "ブリッジ:物理ネットワークに直接接続(B)" を選択します。

最後に、ディスプレイの設定を変更します。

24. ディスプレイの設定画像を拡大する
24. ディスプレイの設定

上図のようにハードウェアの一覧からディスプレイを選択し、モニタに "モニタ設定を指定(S)" を選択します。 さらに、モニタ数(N)に 1 を、各モニタの最大解像度(M)に "1024 x 768" を選択します。

設定を終えたら、[OK]ボタンを押します。

  
  

仮想マシンの現状

開発機となる仮想マシンの作成が完了しました。 次の記事では、この仮想マシンにFedoraをインストールします。

なお、仮想マシン作成時に、インストール元としてFedora-Live-Workstation-i686-23-10.iso を指定しました。 実機に例えれば、光学ドライブにFedora 23 Workstation LiveのDVDをセットしている状態です

つまり、仮想マシンの電源を投入すれば、Fedora 23 Workstation Liveが起動する状態になっています。

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