gettextは、国際化と地域化のためのコマンドおよびライブラリ群です。 gettextを使うことで、同じソースファイルで、環境に応じた様々な言語を表示できるようになります。
ソースファイルを展開します。
cd $MYLINUX/sources tar xvf gettext-0.19.4.tar.xz cd gettext-0.19.4 cd gettext-tools
configureを実行します。
./configure \ --prefix=/tools \ --disable-shared > ../../../logs/configurelog.gettext 2>&1
configureが終了したら、ログファイルに出力された内容を参照し、正常に終了したことを確認します。
cat ../../../logs/configurelog.gettext
まず、ライブラリをビルドします。
cd gnulib-lib make cd ..
続いて、pluralx.cをコンパイルします。 pluralx.o が実行ファイルにリンクされるため必要です。
cd intl make pluralx.c cd ..
目的の実行ファイルであるmsgfmt、msgmerge、xgettextをビルドします。
cd src make msgfmt make msgmerge make xgettext cd ..
ビルドが終了したら、画面に出力された内容を参照し、正常に終了したことを確認します。
インストールを行います。
cp -va src/msgfmt /tools/bin/ cp -va src/msgmerge /tools/bin/ cp -va src/xgettext /tools/bin/
インストールが終了したら、画面に出力された内容を参照し、正常に終了したことを確認します。
ディスクを圧迫しないよう、ビルド用のディレクトリを削除します。
cd .. cd .. rm -fr gettext-0.19.4