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GRUB

  

GRUBのビルド

GRUBは、GNUプロジェクトによるマルチブート仕様のブートローダです。 ブートローダは、OSを起動するための処理であり、BIOSから呼び出されます。

  
以前のLinux系OSではブートローダとしてLILOが使われていました。
  
ここでインストールするGRUBは、実は使用しません。 開発機のマスターブートレコードには、Fedora上のGRUBによってすでに起動コードが書き込まれています。
  
そのため、GRUBはインストールはしますが、利用はしません。

ビルド・インストール前リストの生成

最初に、ビルド・インストール前リストを生成します。


/sources/genprevlist.sh > /dev/null 2>&1

 

ソースファイルの展開

ソースファイルを展開します。


cd /sources
tar xvf grub-2.02~beta2.tar.xz
cd grub-2.02~beta2

 

configure

configureを実行します。


./configure \
  --prefix=/usr \
  --sysconfdir=/etc \
  --sbindir=/sbin \
  --disable-grub-emu-usb \
  --disable-efiemu \
  --disable-werror > ../../logs/configurelog.grub 2>&1

 

configureが終了したら、ログファイルに出力された内容を参照し、正常に終了したことを確認します。


cat ../../logs/configurelog.grub

 

ビルド

ビルドを実行します。


make

 

ビルドが終了したら、画面に出力された内容を参照し、正常に終了したことを確認します。

インストール

インストールを行います。


make install

 

インストールが終了したら、画面に出力された内容を参照し、正常に終了したことを確認します。

ソースファイル付属文書のインストール

ソースファイルに付属している文書のインストールを行います。


mkdir -vp /usr/share/doc/grub-2.02~beta2
cp -va ABOUT-NLS  /usr/share/doc/grub-2.02~beta2
cp -va AUTHORS    /usr/share/doc/grub-2.02~beta2
cp -va BUGS       /usr/share/doc/grub-2.02~beta2
cp -va COPYING    /usr/share/doc/grub-2.02~beta2
cp -va ChangeLog  /usr/share/doc/grub-2.02~beta2
cp -va INSTALL    /usr/share/doc/grub-2.02~beta2
cp -va NEWS       /usr/share/doc/grub-2.02~beta2
cp -va README     /usr/share/doc/grub-2.02~beta2
cp -va THANKS     /usr/share/doc/grub-2.02~beta2
cp -va TODO       /usr/share/doc/grub-2.02~beta2
cp -va docs/*.txt /usr/share/doc/grub-2.02~beta2
cp -va docs/*.png /usr/share/doc/grub-2.02~beta2

 

後始末

ディスクを圧迫しないよう、ビルド用のディレクトリを削除します。


cd ..
rm -fr grub-2.02~beta2

 

インストールリストの生成

最後に、インストールリストを生成します。


/sources/genpostlist.sh > /dev/null 2>&1
/sources/gendifflist.sh grub

 
  
  

まとめ

GRUBは、GNUプロジェクトによるマルチブート仕様のブートローダです。

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