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XML::Parser

  

XML::Parserのビルド

XML::Parserは、Perl向けのXMLパーサです。 なお、XML::Parserは、Expatの機能を呼び出しています。

ビルド・インストール前リストの生成

最初に、ビルド・インストール前リストを生成します。


/sources/genprevlist.sh > /dev/null 2>&1

 

ソースファイルの展開

ソースファイルを展開します。


cd /sources
tar xvf XML-Parser-2.44.tar.gz
cd XML-Parser-2.44

 

ビルド

まず、メイクファイルを生成します。


perl Makefile.PL

 

続いて、ビルドを実行します。


make

 

ビルドが終了したら、画面に出力された内容を参照し、正常に終了したことを確認します。

テスト

テストを行います。


make test 2>&1 | tee ../../logs/checklog.xmlparser

 

テストが終了したら、ログファイルに出力された内容を参照し、正常に終了したことを確認します。


grep '^Result:' ../../logs/checklog.xmlparser

 

以下の結果であれば問題ありません

Result: PASS

インストール

インストールを行います。


make install

 

インストールが終了したら、画面に出力された内容を参照し、正常に終了したことを確認します。

ソースファイル付属文書のインストール

ソースファイルに付属している文書のインストールを行います。


mkdir -vp /usr/share/doc/XML-Parser-2.44
cp -va Changes /usr/share/doc/XML-Parser-2.44
cp -va README  /usr/share/doc/XML-Parser-2.44

 

後始末

ディスクを圧迫しないよう、ビルド用のディレクトリを削除します。


cd ..
rm -fr XML-Parser-2.44

 

インストールリストの生成

最後に、インストールリストを生成します。


/sources/genpostlist.sh > /dev/null 2>&1
/sources/gendifflist.sh xmlparser

 
  
  

まとめ

XML::Parserは、Perl向けのXMLパーサです。

 
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