Bashのビルド
Bashは、Linux系OSでの標準的なシェル、つまりコマンドインタプリタです。 コマンドライン入力された利用者の命令を解析しプログラムを起動することが主な役割です。
ソースファイルの展開
ソースファイルを展開します。
cd $MYLINUX/sourcestar xvf bash-4.3.30.tar.gz cd bash-4.3.30
cd $MYLINUX/sources
tar xvf bash-4.3.30.tar.gz
cd bash-4.3.30



configure
configureを実行します。
./configure \--prefix=/tools \ --without-bash-malloc > ../../logs/configurelog.bash 2>&1
./configure \
--prefix=/tools \
--without-bash-malloc > ../../logs/configurelog.bash 2>&1



configureが終了したら、ログファイルに出力された内容を参照し、正常に終了したことを確認します。
cat ../../logs/configurelog.bash
cat ../../logs/configurelog.bash

インストール後の追加作業
インストール後の追加作業を行います。 bash に sh という名称のシンボリックリンクを与えます。
ln -vsf bash /tools/bin/sh
ln -vsf bash /tools/bin/sh

これから行う新システムの構築で使われるシェルスクリプトの中には、シェルのパスを/bin/shとしてハードコーディングしているものもあります。 その参照が正常に行われるよう、bashへのシンボリックリンクを作成しています。





