patchのビルド
patchは、差分情報を元にソースファイルを更新するためのコマンドです。
なお、差分情報は、diff コマンドによって生成します。
ソースファイルの展開
ソースファイルを展開します。
cd $MYLINUX/sources
tar xvf patch-2.7.5.tar.xz
cd patch-2.7.5
cd $MYLINUX/sources
tar xvf patch-2.7.5.tar.xz
cd patch-2.7.5
configure
configureを実行します。
./configure \
--prefix=/tools > ../../logs/configurelog.patch 2>&1
./configure \
--prefix=/tools > ../../logs/configurelog.patch 2>&1
configureが終了したら、ログファイルに出力された内容を参照し、正常に終了したことを確認します。
cat ../../logs/configurelog.patch
cat ../../logs/configurelog.patch
ビルド
ビルドを実行します。
make
make
ビルドが終了したら、画面に出力された内容を参照し、正常に終了したことを確認します。
インストール
インストールを行います。
make install
make install
インストールが終了したら、画面に出力された内容を参照し、正常に終了したことを確認します。
後始末
ディスクを圧迫しないよう、ビルド用のディレクトリを削除します。
cd ..
rm -fr patch-2.7.5
cd ..
rm -fr patch-2.7.5