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Diffutilsのビルド
まとめ

Diffutilsのビルド

Diffutilsは、ファイル間の差異を見つけ出すためのコマンド群です。 diff コマンド、sdiff コマンド、cmp コマンドなどが含まれます。

ビルド・インストール前リストの生成

最初に、ビルド・インストール前リストを生成します。


/sources/genprevlist.sh > /dev/null 2>&1

ソースファイルの展開

ソースファイルを展開します。


cd /sources
tar xvf diffutils-3.3.tar.xz
cd diffutils-3.3

ソースファイルの修正

展開したソースファイルを修正します。


sed -i -e 's,= @mkdir_p@,= /bin/mkdir -p,' po/Makefile.in.in

configure

configureを実行します。


./configure \
  --prefix=/usr > ../../logs/configurelog.diffutils 2>&1

configureが終了したら、ログファイルに出力された内容を参照し、正常に終了したことを確認します。


cat ../../logs/configurelog.diffutils

ビルド

ビルドを実行します。


make

ビルドが終了したら、画面に出力された内容を参照し、正常に終了したことを確認します。

テスト

テストを行います。


make check 2>&1 | tee ../../logs/checklog.diffutils

テストが終了したら、ログファイルに出力された内容を参照し、正常に終了したことを確認します。


grep '^#.*:' ../../logs/checklog.diffutils

以下のように、"FAIL" と "ERROR" が 0(ゼロ) であれば問題ありません。

# TOTAL: 12
# PASS:  12
# SKIP:  0
# XFAIL: 0
# FAIL:  0
# XPASS: 0
# ERROR: 0
# TOTAL: 140
# PASS:  127
# SKIP:  13
# XFAIL: 0
# FAIL:  0
# XPASS: 0
# ERROR: 0

インストール

インストールを行います。


make install

インストールが終了したら、画面に出力された内容を参照し、正常に終了したことを確認します。

ソースファイル付属文書のインストール

ソースファイルに付属している文書のインストールを行います。


mkdir -vp /usr/share/doc/diffutils-3.3
cp -va ABOUT-NLS         /usr/share/doc/diffutils-3.3
cp -va AUTHORS           /usr/share/doc/diffutils-3.3
cp -va COPYING           /usr/share/doc/diffutils-3.3
cp -va ChangeLog         /usr/share/doc/diffutils-3.3
cp -va ChangeLog-2008    /usr/share/doc/diffutils-3.3
cp -va INSTALL           /usr/share/doc/diffutils-3.3
cp -va NEWS              /usr/share/doc/diffutils-3.3
cp -va README            /usr/share/doc/diffutils-3.3
cp -va README-release    /usr/share/doc/diffutils-3.3
cp -va THANKS            /usr/share/doc/diffutils-3.3
cp -va TODO              /usr/share/doc/diffutils-3.3

後始末

ディスクを圧迫しないよう、ビルド用のディレクトリを削除します。


cd ..
rm -fr diffutils-3.3

インストールリストの生成

最後に、インストールリストを生成します。


/sources/genpostlist.sh > /dev/null 2>&1
/sources/gendifflist.sh diffutils

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まとめ

Diffutilsは、ファイル間の差異を見つけ出すためのコマンド群です。

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