dhcpcdのビルド
dhcpcd(Dynamic Host Configuration Protocol Client Daemon)は、DHCPクライアントデーモンです。
RFC2131 または RFC1541に基づいた動作を行います。
ビルド・インストール前リストの生成
最初に、ビルド・インストール前リストを生成します。
/sources/genprevlist.sh > /dev/null 2>&1
/sources/genprevlist.sh > /dev/null 2>&1
ソースファイルの展開
ソースファイルを展開します。
cd /sources
tar xvf dhcpcd-6.9.3.tar.xz
cd dhcpcd-6.9.3
cd /sources
tar xvf dhcpcd-6.9.3.tar.xz
cd dhcpcd-6.9.3
configure
configureを実行します。
./configure \
--libexecdir=/lib/dhcpcd \
--dbdir=/var/tmp > ../../logs/configurelog.dhcpcd 2>&1
./configure \
--libexecdir=/lib/dhcpcd \
--dbdir=/var/tmp > ../../logs/configurelog.dhcpcd 2>&1
configureが終了したら、ログファイルに出力された内容を参照し、正常に終了したことを確認します。
cat ../../logs/configurelog.dhcpcd
cat ../../logs/configurelog.dhcpcd
ビルド
ビルドを実行します。
make
make
ビルドが終了したら、画面に出力された内容を参照し、正常に終了したことを確認します。
インストール
インストールを行います。
make install
make install
インストールが終了したら、画面に出力された内容を参照し、正常に終了したことを確認します。
ソースファイル付属文書のインストール
ソースファイルに付属している文書のインストールを行います。
mkdir -vp /usr/share/doc/dhcpcd-6.9.3
cp -va README /usr/share/doc/dhcpcd-6.9.3
mkdir -vp /usr/share/doc/dhcpcd-6.9.3
cp -va README /usr/share/doc/dhcpcd-6.9.3
後始末
ディスクを圧迫しないよう、ビルド用のディレクトリを削除します。
cd ..
rm -fr dhcpcd-6.9.3
cd ..
rm -fr dhcpcd-6.9.3
インストールリストの生成
最後に、インストールリストを生成します。
/sources/genpostlist.sh > /dev/null 2>&1
/sources/gendifflist.sh dhcpcd
/sources/genpostlist.sh > /dev/null 2>&1
/sources/gendifflist.sh dhcpcd