M4は、マクロプロセッサです。 後の作業でビルドするソフトウェアの一部がテキスト置換などのためにM4を使用します。
最初に、ビルド・インストール前リストを生成します。
/sources/genprevlist.sh > /dev/null 2>&1
ソースファイルを展開します。
cd /sources tar xvf m4-1.4.17.tar.xz cd m4-1.4.17
configureを実行します。
./configure \ --prefix=/usr > ../../logs/configurelog.m4 2>&1
configureが終了したら、ログファイルに出力された内容を参照し、正常に終了したことを確認します。
cat ../../logs/configurelog.m4
テストを行います。
make check 2>&1 | tee ../../logs/checklog.m4
テストが終了したら、ログファイルに出力された内容を参照し、正常に終了したことを確認します。
grep '^#.*:' ../../logs/checklog.m4
以下のように、"FAIL" と "ERROR" が 0(ゼロ) であれば問題ありません。
# TOTAL: 163 # PASS: 150 # SKIP: 13 # XFAIL: 0 # FAIL: 0 # XPASS: 0 # ERROR: 0
ソースファイルに付属している文書のインストールを行います。
mkdir -vp /usr/share/doc/m4-1.4.17 cp -va AUTHORS /usr/share/doc/m4-1.4.17 cp -va BACKLOG /usr/share/doc/m4-1.4.17 cp -va COPYING /usr/share/doc/m4-1.4.17 cp -va ChangeLog /usr/share/doc/m4-1.4.17 cp -va INSTALL /usr/share/doc/m4-1.4.17 cp -va NEWS /usr/share/doc/m4-1.4.17 cp -va README /usr/share/doc/m4-1.4.17 cp -va THANKS /usr/share/doc/m4-1.4.17 cp -va TODO /usr/share/doc/m4-1.4.17
最後に、インストールリストを生成します。
/sources/genpostlist.sh > /dev/null 2>&1 /sources/gendifflist.sh m4